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拠点防災訓練

更新日:2024年10月28日

 本日、田園調布中学校にて拠点防災訓練が実施されました。今年は二丁目自治会が幹事自治自治会の当番でしたが、年頭の能登半島地震の事もあり、防災の原点に立ち返る事を大きなテーマとしました。また、訓練に先立ち、今年の4月の台湾花蓮地区を襲った大地震の際、実際に現地に支援に入られたNPO法人の方に直接お話しを伺いました。

 その際、同じ地震多発国でありながら、地震に対する意識の違いとその対応の素早さ、的確さに愕然としました。

 *台湾大地震における避難所の様子はこちらから

 とは言え、私達としては、厳しい現状の中で、出来る事から一つづつ確実に解決して行く

事が大切であると考え、今回の訓練を実施しました。それは先ず、初期対応の重要性を実感し、備蓄を始め、備えの大切さを再認識する事です。

 そこで先ず行ったのが、避難所となる田園調布中学校の施設としての要チェック箇所の確認です。続いて行ったのは防災備蓄倉庫の確認ですが、こちらは、自宅で備えるべき備蓄品は何かという観点から見直しました。要するに予想される避難者の人数からして、圧倒的に

備蓄が不足しているという事です。最後は仮設トイレの組立ですが、こちらも、大きな地震がある度に話題になりますが、実際に組立・設置をしてみると、その大変さと想定される管理の難しさで、如何に非現実的のものであるか改めて実感しました。(それこそが今回の狙いでもありましたが)

 そんな中で、今回、実施してよかったのは、参加してくれた中学生達が終始真剣に訓練に

取り組んでくれた事です。質疑応答では、飲料水の水質についての専門家も顔負けの質問があったりと、生徒達はもとより、私達防災委員にとっても、大変充実した訓練であったと思思います。





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